食べるお花~イチジク~
kaco | 2010年8月31日
こんにちは、飯塚です。
今日は、私の大好きなイチジクについてご紹介します。

原産地は、アラビア半島です。花を咲かせない果実と思われたことから漢字で「無花果 」と書きますが、じつは食べている部分が花の集まりなんですよ。
最近は、サラダに食用のお花を散らしたりしますが、イチジクはまさに元祖食べられるお花。
そんなイチジクは歴史が長く、小麦よりも古い人類最古の栽培食物ではないかといわれています。ある科学雑誌には、ヨルダン渓谷にある約1万1400年前の遺跡から野生種ではないイチジクの実が発掘されたと記述があります。また、これらの繁殖には人間の手が必要であることから、当時の人々が食用に栽培を始めたのではないかと考えられています。
他には、古代エジプトの壁画にもブドウとともに描かれており、さらには旧約聖書にも数多く登場します。
原産国であるアラビア半島で誕生したイチジクは、その後ヨーロッパからペルシャ、中国へと伝わり、日本へは江戸時代に中国から長崎に運ばれてきました。当初は薬用(切断部から出てくる白い液体にタンパク質分解酵素は含まれていて、現在でもイボ取りなどの民間療法に使われています。)として栽培されていましたが、生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになったそうです。
旬は9月頃。日持ちしないので、買ったりいただいたらすぐに食べましょう。

栄養成分は、食物繊維のペクチンの他に少量ですが、ビタミンB1・B2・C、カルシウム、鉄分も含まれています。その他に、比較的多くカリウムを含んでいます。ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれているので便秘改善にも期待できます。
また、白い乳液は、フィシンといい、リパーゼ、アミラーゼ、パーオキシダーゼを含みます。
ペクチン:コレステロールの排出をするため動脈硬化やガンの予防、便秘改善効果的です。
フィシン:タンパク質を分解します。リパーゼは脂肪を分解、アミラーゼはでんぷんを分解し消化吸収を促進し、パーオキシダーゼは、ガン予防の効果があります。
カリウム:血圧を下げる効果があるので、高血圧や動脈硬化などの防止に効果的です。
○選び方
ふっくらと大きくて果皮に張りと弾力があり、香りのよいものを選びましょう。
へたの切り口に白い液がついているものは新鮮な証拠。お尻の部分が裂けそうになり、ヘタのところまで赤褐色に染まると食べ頃です。
果皮に傷があるものやしなびているもの、お尻の部分が割れすぎているものは避けたほうがよいでしょう。
また、未熟ないちじくは胃を痛めることがあるので注意してください。
生のままかぶりついたり、ドライイチジクをおやつにつまむのもおいしいですが、もっと長い期間楽しみたいという方にオススメのレシピです。
~イチジクのジャム~

●材料
イチジク:500g
砂糖:200g
レモン果汁(市販のものでOK):1/2個
●作り方
・イチジクを洗って皮をむき、1cmくらいの厚さにスライスする。
・スライスしたイチジクと水1/2カップ、レモン果汁と一緒に鍋に入れる。
・砂糖を入れ、強火にかける。(水の量は果汁によって調節する。)
・沸騰してきたら中火にし、(焦げ付かないように木ベラでかき混ぜながら)浮いてくるアクを丁寧にすくいとる。
・イチジクが透きとおり、果肉がくずれて、まったりしたら火を止めて冷ましたら出来上がりです。
(画像はwebからいただきました。)
参考
http://www.kudamononavi.com/zukan/fig.htm
